2007年3月11日日曜日

グラタン

グラタンなどというのは、普通に作るとなれば

手間暇がかかるものだ。ホワイトクリームなんぞ、

バターに小麦粉をだまにならないように混ぜ、牛乳でのばす

これだけでも一苦労だろう。

いいのか悪いのか、冷凍食品なんてものは、ただ暖めるだけで

たちどころに食べられるようになるという

なんとも便利な世の中になったものだ。

確かに、忙しい現代人においては、

そんなまどろっこしいことやってられないって思うのかもしれない

単純に暖めるだけ、これだけのこと誰だって出来る

そう思うかもしれないが

そんなこともないのである。




ある休日、

昼食に出てきたのは、グラタンだった。

冷凍のグラタンを温めたものである

のだが、

とても食べられるようには思えなかった。

ゴムというか、ビニールを焼いたようなというか、

食べ物とは思えない匂いがする



これ、どうしたの?

聞いてみた

母「暖めたんだよ」

いや、そりゃ、わかってるけどさ

この匂い、変でしょ

母「そっかぁ」

で、その冷凍グラタンのパッケージを見てみた。

冷凍グラタンにもいろいろと種類があるのをご存知だろうか?現代においては、グラタンを温める方法として

オーブンという選択肢だけではない。




これは、赤字で大きく

電子レンジ専用

って書いてある

ようするに

電子レンジ専用ってやつを

オーブンで焼くとどうなるかってことなわけだ

説明を見ないというのもほどがあるというか

器の感じでどうなるかわかりそうなものなのだが

もう、器がこんがり、狐色にこげてまして

異様な匂いを放っているわけです。

これは食べない方がいいと思った。

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